インターネット出願(WEB出願)の流れ
インターネット出願は、ネット出願やWEB出願などとも呼ばれており、大学を中心に専門学校や高等学校などでも導入が進んでいます。
インターネット出願の一般的な流れは、以下の通りです。
- インターネットで出願する
- 受験料の支払いを行う
- 必要書類を郵送する
- 出願受理が行われる
- 受験票の確認・印刷を行う
- 受験後に合否確認を行う
インターネット出願では、まず上記の1~3の3つを行っていただく必要があります。インターネット上で出願登録を行うだけでは出願は完了しませんので、注意が必要です。
1.インターネットで出願する
事前準備
インターネットで出願するためには、事前に準備しておくものがあります。以下では、一般的に必要なものをご紹介します。
・インターネットに接続されたパソコン・スマートフォン・タブレットなど
※スマートフォンやタブレットに対応しているかは、システムにより異なります。
・メールアドレス
アカウント登録時に必要です。メールアドレスがない場合は、gmailなどのフリーアドレスを取得しておきましょう。
・PDF閲覧ソフト
募集要項や各種資料確認のため、必要なことが多いです。
・送付書類の準備(調査書や推薦書、返信用封筒など)
調査書や推薦書などは発行に時間がかかることがあるので、余裕を持って準備しておきましょう。
・証明写真データ
顔写真はWEB上へデータをアップロードするか、4cm×3cmサイズの顔写真の郵送が必要なことが多いです。
・プリンター
受験票の印刷などに必要なことがあります。家にプリンターがない場合は、学校のパソコンを使用するなどの方法が考えられます。
出願・エントリー
事前準備ができましたら、早速出願登録をします。
- インターネット出願ページにアクセスする
- 初めての方はアカウント作成、アカウント作成済の方は管理画面よりログインを行う
- 願書受付期間内に出願登録を行う
入力フォームに従って、個人情報の入力や、試験の選択、支払方法の選択、質問項目への入力などを行います。
紙での出願の場合は、複数の学部・学科や入試種別が掲載されている複雑な募集要項を確認する必要がありますが、インターネット出願の場合は、簡単に志望する試験の情報のみを確認することができるので、分かりやすいと評判です。
2.受験料の支払いを行う
支払いは、全国のコンビニエンスストアや、金融機関のATM・インターネットバンク(Pay-easy)、クレジットカードなどを利用できることが一般的です。
ほとんどの場合、決済は24時間365日可能。忘れずに期日までに支払いをしましょう。
支払い状況は、インターネット上でも確認ができます。
3.必要書類を郵送する
出願期間内に、簡易書留などで必要書類(調査書、推薦書など)を受験校へ郵送します。必要書類は入試種別により異なりますので、学校のホームページなどで事前に確認しておきましょう。
また、書類は作成に時間がかかることがありますので、早めに準備しておくといいでしょう。
4.出願受理が行われる
インターネットでの出願、受験料の支払い、必要書類の郵送が完了し、問題がなければ出願受理が行われます
出願受理の状況もインターネット上にて、リアルタイムで確認することができますので、安心です。
5.受験票の確認・印刷を行う
出願が受理されましたら、インターネット上で受験票が確認できるようになります。また、後日一斉に郵送されることもあります。
郵送されない場合は、ご自身で受験票の印刷をする必要がありますので、準備を忘れないようにしましょう。
6.受験後に合否確認を行う
試験を受験後、合否状況はメールで通知され、インターネット上でも確認できることが一般的です。また、併せて郵送でも合否通知が送られてくることが多いです。
まとめ
一般的なインターネット出願の流れをご紹介しました。
~インターネット出願の流れ~
- インターネットで出願する
- 受験料の支払いを行う
- 必要書類を郵送する
- 出願受理が行われる
- 受験票の確認・印刷を行う
- 受験後に合否確認を行う
出願の流れや各種必要書類などは、各学校によっても異なりますので、詳細は志望される学校のホームページなどでご確認ください。
インターネット出願と言っても、受験料の支払いや各種書類の郵送などを行う必要があります。
紙の出願に比べると出願の手間はかなり削減されますが、書類や写真の準備にお時間がかかることもございますので、余裕を持って出願を行いましょう。